婚活コラム㉕ 自分の普通を相手に押し付けていませんか?

婚活中、お見合いをしたりデートをする中で、相手の何気ない言動に「あれ?価値観合わない」「え?ありえない」「男()なのに○○なの?」こんな風に感じてそのままフェードアウト…ということはありませんか?きっとよくあることだと思います。というかお見合いや最初のデートだけでその先に進まなかったという場合はほとんどがこんな感じですよね。

でも「そうそう!いつもそう!」と思った方はちょっと立ち止まって考えてみましょう。あなたの努力は足りているでしょうか?

言葉にして伝えること

待ち合わせの場所がお店じゃなくて駅だった(大切にされていない感じがする)

デートのお店を決めてくれていない(男性がリードするのが当然?)

連絡したのに当日返事をくれなかった(自分に興味がないのだと感じる?)

 様々な場面で価値観の違いを感じることはあると思います。だって生まれてから20年、30年、40年、もしくはそれ以上、違う場所、環境で人生を歩んできたのだからそれは当然のことではないでしょうか?もちろん違って当たり前の価値観だからこそ、合うところがあればそれだけでキュンとしますし、相手を魅力的に感じます。でもお付き合いをしたり、その先一緒に住み結婚すれば自分と合わない部分も少なからず見えてくるものです。100%すべての価値観が同じ人なんていないのですから。そこをお互い伝え合い、上手く譲り合い、擦り合わせていくのが思いやりであり、お付き合いや結婚生活の大切な部分です。

「でも初対面でいきなり伝えるのはマナー違反な気がする」「自分勝手と思われそうだから言いたくない」そう感じる気持ちも分かります。だから伝え方やタイミングは少し考えてから言葉にする必要がありますね。 

基本的には「不満」ではなく「お願い」として、また「どうしてそうして欲しいのか」までさり気なく伝えられると相手も理解しやすいと思います。例えば先ほどの内容であれば、

「落ち着いた場所で待ち合わせたいので次回の待ち合わせはお店にしてもらえますか?」

「○○さんの好みも知りたいのでおすすめのお店に連れて行ってもらえますか?」

「心配性な性格なので出来れば今日中にお返事をもらえますか?」

謙虚な姿勢で伝えれば相手もそれだけであなたのことを嫌ったり自分勝手とは思わないでしょう。伝え方やタイミングに迷ったら自分だけで抱え込まず周りの第三者に意見を求めるのも良いですね。

会う前から相手に期待をして勝手にハードルを上げてそこを越えられなければおしまい、なんていう婚活の仕方はもうやめましょう。自分の中の普通を相手に押し付けないこと、まずは自分から相手に歩みよる努力をすることが婚活成功、結婚への第一歩です。